覆いがある幸せ

「あなたがたは、あなたがたの神、主が命じられたとおりに守り行ないなさい。右にも左にもそれてはならない。」(申命記 5:32)

モーセは、十戒をはじめとする律法を民に語り、こう告げた。このことばは、神を知ると知らないとでは、感じ方が大きく異なるものである。
神を容赦なく裁く恐ろしい人だと思えば、狭い綱のような所を、必死になって渡っていかなければいけないような命令を出しているように、感じるだろう。
しかし、これは、私たちのために、いのちをも捨てられるほど、愛してくださっている神のことばである。
「主は、ご自分の羽で、あなたをおおわれる。あなたは、その翼の下に身を避ける。主の真実は、大盾であり、とりでである。」(詩篇 91:4)と言われる主のことばである。
「おおいの中から右にも左にもそれてはならないよ」と言われているが、主のおおいは広いのである。そのおおいの中で、私たちは自由に歩むことができるのである。
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おおいがないところでは、自分で危険を察知する必要がある。
痛い目にも合うかもしれない。
自由なようでいて、何と不自由な世界だろうか。
主のおおいの中、真の自由を楽しもう。

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