危険な教えから守られるために 2.罪

<– 前の記事:危険な教えから守られるために 1.神

———————-
聖書の「罪」は、  「的外れ」という意味を持つ。神から離れた結果、もたらされた罪。
「さて、神である主が造られたあらゆる野の獣のうちで、蛇が一番狡猾であった。蛇は女に言った。 『あなたがたは、園のどんな木からも食べてはならない、と神は、ほんとうに言われたのですか。』女は蛇に言った。 「私たちは、園にある木の実を食べてよいのです。しかし、園の中央にある木の実について、神は、『あなたがたは、それを食べてはならない。それに触れてもいけない。 あなたがたが死ぬといけないからだ。』と仰せになりました。」そこで、蛇は女に言った。『あなたがたは決して死にません。あなたがたがそれを食べるその時、 あなたがたの目が開け、あなたがたが神のようになり、善悪を知るようになることを神は知っているのです。』そこで女が見ると、 その木は、まことに食べるのに良く、目に慕わしく、賢くするというその木はいかにも好ましかった。それで女はその実を取って食べ、 いっしょにいた夫にも与えたので、夫も食べた。このようにして、ふたりの目は開かれ、それで彼らは自分たちが裸であることを知った。 そこで、彼らは、いちじくの葉をつづり合わせて、自分たちの腰のおおいを作った。」(創世記 3:1-7)
神のはっきりしたことばによる単純ないましめに対する自発的な不従順と違反。結果は、恥と死。
誘惑されるだけでは、罪とはならない。誘惑に対して、自我が目覚め、神を疑い、神ではなく自尊心を満足させる道へ進むことによって罪となる。
アダムとエバは、罪を犯した後、自分の働き(つづり合わせたいちじくの葉)で恥を覆った。神は、それに変えて、血の犠牲(皮の衣)で恥を覆ってくださった。

——————
※ 「落ち穂の会」では、関連する学びの会をもっています。お気軽にお問合せください。
  オリジナルテキスト「罪」

落ち穂の会へのお問合せ

–> 次の記事:危険な教えから守られるために 3.救い

コメント