「というよりも、あなたがたの間にいて、あなたがたと私との互いの信仰によって、ともに励ましを受けたいのです。」(ローマ 1:12)
「信仰を持っていたら、教会に行かなくても大丈夫。教会は疲れるし、組織化すると、つまずくことも多いし…。」という考えを時々、聞く。
教会とは何か。教えを聞いたり、賛美を歌ったり、祈ったりするだけのところではない。
それが目的であったなら、自分で学び、歌い、祈れば、事足りる。
教会とは、同じ信仰を持つ者同士が集い、ともに信仰を高め合う場でもある。
互いの信仰によって、ともに励ましを受け合っていく場である。
人は弱い。信仰の強者パウロであっても、「ともに励ましを受けたい」と言っている。
神だけではなく、人からの励ましがあると、人は元気づく。
互いに励まし合って、キリストの律法(心を尽くし、知恵を尽くし、力を尽くして主を愛し、また隣人をあなた自身のように愛する。)を全うしていくのである。
そこに、神のみわざが現れる。
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人を自分よりもすぐれた者と思うなら(ピリピ2:3)、人の良いところを見出し、心からほめることが自然にできる。
神は必ず、それぞれの内に、良いものを与えてくださっている。
その部分を見て、高ぶることなく、違いを認め合って、互いに祈り合い励まし合っていくなら、教会という所は、何とうるわしい場所となるであろうか。
まず、自分から実践していこう。
キリストの名の置かれている教会に、神の栄光が豊かにあふれるように。
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