「見える傷と、見えない傷」基調講演

Seeding Hope設立記念講演「見える傷と、見えない傷」のため、東京大学へ。
トラウマ学会からの案内で知ったものである。
精神科医であられる白川美也子先生の「公衆衛生課題としての子ども期トラウマ」を受講した。

日本での自殺は、減少したものの、未だ交通事故死の6.5倍だそうだ。
DVの被害者は女性では1/3、男性でも6人に1人いると言われた。
それらが子供の虐待にもつながっているので、静観できない問題である。

チェルノブイリの原発事故の後には、統合失調症の発症が高まったのだそうだ。(5倍と言われている)
自閉症と関係の深いホルモンにオキシトシン(心が癒される、幸せな気分と関係のあるホルモン)があることが語られた。
トラウマや虐待へのケアがますます必要とされる社会、トラウマへの理解者が増えていきますように。

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