「彼らは主を礼拝しながら、同時に、自分たちがそこから移された諸国の民のならわしに従って、自分たちの神々にも仕えていた。」(Ⅱ列王記 17:33)
サマリヤがアッシリヤに取られ、イスラエル人はアッシリヤに捕え移された。
それは、イスラエル人が主の道に歩まず、他の神々に仕えることをやめなかったからであった。
アッシリヤの王は、イスラエルの人々の代わりに、周囲の国々から人々を連れてきて、サマリヤに住ませた。
その民は主を恐れることを知らなかったため、神から送られた獅子によって彼らは殺された(Ⅱ列王 17:26)。
アッシリヤの王は、捕えていった祭司のひとりを連れてきて、ベテルに住まわせ、主の礼拝を教えさせた。
しかし、サマリヤの人々は、めいめい自分たちの神々を安置し、祭儀を行った。
これ以来ずっと、サマリヤの人々は、主を恐れ、同時に、刻んだ像にも仕えた。
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神はただおひとりである。
そうでなければ、もはや、完全なる神ではない。多くの神のひとつで不完全な神となる。
「だれも、ふたりの主人に仕えることはできません。一方を憎んで他方を愛したり、一方を重んじて他方を軽んじたりするからです。」(マタイ 6:24)と主イエスは言われた。
ただ、神だけを愛し、恐れていこう。
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