信仰によって受け取ろう

「わたしが彼らにたとえで話すのは、彼らは見てはいるが見ず、聞いてはいるが聞かず、また、悟ることもしないからです。」(マタイ 13:13)

主イエスは、多くのことを集まってきた群衆にたとえ話で話された。
そして、「耳のある者は聞きなさい。」と言われた。
人は心地よいことばは歓迎するが、耳触りの悪い言葉ははねのけてしまう。
弟子たちが、「なぜ、彼らにたとえでお話しになったのですか。」と尋ねると、主イエ
スは冒頭のように答えられたのである。
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そのことが事実であったとしても、皆がそれを受け止められるとは限らない。
厳しい言葉を受け止めるには、受け止められるだけの信仰が必要である。
信仰の度合いによって、主は奥義を語られる。
既に知っていると思う者は、主に聞くことはない。
へりくだって聞こうとする者に主は語られる。
プライドは、主のみこころを知ることを妨げる。
孤立することを恐れ、神に頼らず人に頼ろうとする者は、やがて大いなる試練の時に、耐えおおせない。
恐れることなく、「わたしの羊は、わたしの声に聞き従う。」(ヨハネ 18:37)と言われた主の声
だけに耳を傾け、従って行こう。

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