恵みは低いところへ下る!!

「ですから、あなたがたは、神の力強い御手の下にへりくだりなさい。神が、ちょうど良い時に、あなたがたを高くしてくださるためです。」(Ⅰペテロ 5:6)

ある姉妹が、職場の年下の女性との関係に悩んでいた。
自分に対し、乱暴な口調で指図する態度が、時に苦痛に感じられた。
穏和にやり過ごしても、同僚の横柄な態度は、周囲に心配されるほどになっていった。
言葉で、治めようと努力すれば努力するほど、絡み合ってしまうのだった。
ある日、「あなたは、手に負えない人間の心を自分のほうへ向けようと、必死で努力している。自分はこのままでOKなのだというところに立って歩んでいる人は、他の意見を決して取り入れようとはしない。その努力を祈りにせよ。その人たちの状態をご存知なのは、主なる神であり、主は、その人の一生を取り扱っておられる。主の手に委ねなさい。」と心に語る声がした。
主の愛を示すためと言い聞かせながら、実は、自分が愛されたかったのだということを認めた時、心が楽になった。
その言葉で、主の自分への愛を知った彼女は、同僚の態度も気にならなくなっていった。
———————————-
他人を高慢だと思うのも、また高慢である。その状態は、自分は他人の高慢の上にいることになる。
人は上辺だけでは、本当の姿はわからない。主だけがご存知である。
本当の謙遜とは、人を自分の思いで変えようとせず、すぐれている部分を見つめ、神に委ねることである。
ありのままの自分自身を受け入れ、明日も、主に委ねて歩んでいこう。
恵みは、低いところに下る!!

コメント