信仰の眼鏡をかけよう

「山地もあなたのものとしなければならない。それが森であっても、切り開いて、その終わる所まで、あなたのものとしなければならない。カナン人は鉄の戦車を持っていて、強いのだから、あなたは彼らを追い払わなければならないのだ。」(ヨシュア 17:18)

人数の多いヨセフ一族は、割り当て地のことで、ヨシュアに不満を言った。
その要求にヨシュアはどう対処したか。
「数の多い民であるのに、なぜ、ただ一つの割り当て地しかくださらなかったのですか。」には、「数が多く、大きな力もあるのだから、森を切り開いて広げよ。山地もあなたのものとせよ。」と言った。
「山地には、カナン人らが住んでいて、鉄の戦車を持っています。」と言い返すと、「カナン人は鉄の戦車を持っていて、強いのだから、あなたは彼らを追い払わなければならないのだ。」と返したのであった。
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ヨシュアの答えは、普通ならば、変である。
これが信仰である。
普通ならば、「強いのだから、追い払えるわけがない。」であろう。
ヨシュアは無茶なことを言っているわけではなく、「信仰に立て」と言っているのである。
また、強い敵がともに混ざり合って住んでいたなら、平安には暮らせないのである。
主が置かれた今いる所での不安な要素、それを通して主は何をなさろうとしておられるのだろうか。
困難と思えても、主を見上げ突き進むなら、必ず光が差し込むのである。
信仰の眼鏡をかけて、主を信頼して進んで行こう。

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