「今、見よ。わたしこそ、それなのだ。わたしのほかに神はいない。わたしは殺し、また生かす。わたしは傷つけ、またいやす。わたしの手から救い出せる者はいない。」(申命記 32:39)
人と人の関係について、思いを巡らしていた時に、主に語られたことば。
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子よ。人を真に癒すことができるのは、主であるわたしである。
人は人を、関係の中で癒すことがあるかもしれない。しかし、それは永遠ではない。
癒した者が、関係の中で、また傷つけたりしてしまう。
なんとむなしいことか…。
罪は、人を傷つける。自分も他人も…。
人は生まれながらの罪人であるから、容易に人を傷つけてしまい、また、傷ついてしまう。
気を配っていても、真理に歩んでいても、人は傷つく。
受け取る側もまた罪人であるゆえに、ゆがんで受け取って傷つくこともしばしである。
人との関係の中で、この傷が様々な問題を引き起こしていく…。
真の癒しは神より来る。修復できない関係も、誤解もすべて神の御手の中にあることだ。
神が動いて下さらなければ、いくら労苦しても、表面上をつくろったとしても、どこかでくすぶり続け、いつか溢れてくる。
神がなさったことである。神は互いの罪を扱われる。
神は必ずよいことをなさる。すべてにおいて神の最善がなされる。
苦難は苦難で終わらない。苦難の後には、解放と祝福が待っている。
そのことを信じ、受けた傷も、与えた傷も、主にゆだねて、祈り続けていこう。
主が共にいてくださる!
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