誘惑に打ち勝とう

「さて、十二弟子のひとりで、イスカリオテと呼ばれるユダに、サタンがはいった。」(ルカ 22:3)

イスカリオテ・ユダは、いつもイエスのそばで弟子として過ごしていたにもかかわらず、サタンに入られた。
サタンの誘惑に心を開いてしまったのである。
もしかしたら、サタンは、このように正義をちらつかせて語ったのかもしれない。
「このままイエスに従っていても、メシアの王国は来ないぞ。王国を作るために、行動を起こせばよいだろう。イエスを敵に売れば、イエスは圧倒的な奇跡の力をもって、統治を始めざるを得なくなるよ」と。
とにもかくにも、ユダは誘惑にのってしまったのである。
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サタンは、私たちを誘惑によって取り込み、罪へと引き込んでいく。
それはイエスがそばにいても、誘惑に心を開いてしまえば、同じである。
誘惑に打ち勝つためには、イエスという方をよく知り、自分の心がどのように思えても、イエスに従い続ける決意を日々新たにし、祈りの中交わりを保っていくことである。
もうダメだと思えても、自分ではなく主を見上げて、乗り越えていこう。
突き抜けた時、主の愛の新たな面を発見することだろう。

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