論旨 資料

キリスト教会内のカルト化対策についての一考察, CVSA, 8 Jun. 2020
 特定の団体をカルトとみなすか否かの境界線をはっきり設定することは難しい。カルトか否かはグラデーションのようで、どれくらい濃いグレーなのかという問題だと。その意味で、グレー度によりカルト的、カルト性が強い、カルト化という表現が用いられることもある。 カルトと、正統的キリスト教として今日活動中のすべてのキリスト教会とは無縁ではないため、カルト化についての認識を深めることが大切である。

キリスト教会組織のパワーハラスメント対策について, CVSA, 29 Sep. 2017
 パワーハラスメントの概念をキリスト教会組織に適用すると、「キリストのからだを建て上げるために与えられている職務の力(パワー)に神の力を利用し、宗教の持つ閉鎖的な環境を背景にして、本来の職務の適正な範 囲を超えて、継続的に人格や尊厳を侵害する言動を行い、信徒が信仰生活を送る上で必要としている環境を悪化させる、あるいは存在不安を与える」となる。

キリスト教会組織のコンプライアンスについて, CVSA, 29 Sep. 2017
 問題が顕在化する前に、然るべき対応をし、予防していくためには、キリストの愛を根底に、意識をもってリスクを発見するアンテナを広げ、センシティビティ(感受性、感度)を高める必要がある。

私たちの中にある間違い, 佐々木 正明, 11 Aug. 2015
  間違った教えの混入あるいは侵入は、決して過去の出来事だけではなく、現在も私たちの信仰の共同体を脅かし続けています。私たちはこの事実に気づき、注意深くそして賢く振舞わなければなりません。実際のところ、現在私たちの交わりに忍び込んで、内側から交わりを壊しては腐敗を拡散していく、間違った教えの核心あるいは重要な要因の多くは、かつても、私たちの交わりに紛れ込んで問題を起こしていたものです。…

   A先生におこたえします, 佐々木 正明, 15 Sep. 2015
 私が先月全国のアッセンブリー教団の教職にお送りした、エリヤハウスに関する文書「私たちの中にある間違い」に対し、α教会のA先生から、反論の文書をいただきました。…私の願いは、エリヤハウスを取り入れている方たちを非難したり、傷つけたりすることではありません。むしろ同じ教団に属する者として、真に聖書に根差した信仰やミニストリーについて、お互いの理解を深めることによって、より良い働きにつながることを期待するものです。エリヤハウスは、非常に多くの聖書語句を用い…

神社仏閣油まき事件に関する教会への提言, CVSA, 22 Jul. 2015
 …現在、キリスト教会の不祥事を聞くことが多くなり、カルト化被害の相談も増えてきている。選民をも惑わそうとする主の敵は、聖書の知識も知っていて、神のように見せかけ る奇蹟も起こし、占いのように的を得ている予言もできる。息子を語るオレオレ詐欺ならぬ、神の名を語る“God God 詐欺”である。…

【比較資料】話し合いのための聖書の話題, CVSA, 1 Nov. 1996
 ものみの塔(エホバの証人)の新世界訳聖書の巻末の教えに上げられているみことばを新世界訳聖書、新改訳聖書、英語(NKJ)聖書を比較して並べた資料。

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