①指導者に対する崇拝 |
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聖人、あるいは神格に向けられるものとさして変わらない賛美。 |
②指導者の無謬(むびゅう)性 |
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指導者は絶対に間違いを犯さないという確信。 |
③指導者の知識の広さ |
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哲学的な事柄から日常の些細なことまで、指導者の信条や口にすることはなんでも無条件に受け入れる。 |
④説得のテクニック |
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新たな信徒を獲得し、現状の信仰心を補強するために、寛大なものから威圧的なものまで手段はさまざま。 |
⑤秘密の計画 |
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信仰の真の目的と計画が曖昧としている、あるいは新規入信者や一般大衆にはそれらが明確に提示されていない。 |
⑥欺瞞 |
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入信者や信徒は、その頂点に立つ指導者や集団の中枢部に関してすべてを知らされるわけではなく、また大きな混乱を招くような不備や厄介事に発展しそうな事件、あるいは状況は隠蔽されている。 |
⑦金融面および性的な利用 |
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入信者や信徒は、その金銭およびそのほかの資産を差し出すよう説得され、指導者には一人かそれ以上の信徒との性的関係が許されている。 |
⑧絶対的な真理 |
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さまざまなテーマにおいて、指導者、あるいは集団が見いだした究極の知識に対する盲信。 |
⑨絶対的な道徳観 |
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指導者、あるいは集団が確立した、組織の内外を問わず等しくあてはまる、思考および行動に関する善悪の基準への盲信。その道徳の基準にきちんと従えば、組織の一員としていられるが、そうでない者は破門されるか罰せられる。 |